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2025.09.30
中学3年生が珠算10段に合格!
咲く中3年生の田中良茉くんが、7月の第 428 回段位認定試験において見事厳しい審査を乗り越え、最高段位十段に合格しました!
暗算十段は二年前の中学1年生の1月に合格していましたので、今回で珠算・暗算のダブル十段となります。
今回の合格について、本人にインタビューしました。
◎苦労したこと
中学生になってから、部活動や勉強などいろいろな方面でやることが増えたので、そろばんの練習の時間を確保することが難しかったです。結果、練習をしない日が増え、数日練習をしないと計算が遅くなるのが目に見えてわかりました。だから、これからは毎日少しでもいいので練習していきたいです。工夫したこと家だとサポってしまうので、検定試験の2週間ほど前から、教室での練習時間を増やしました。教室では、集中して練習に取り組み、無駄な時間を作らないことを心がけました。また、十段に合格することができた第428回の検定試験は、練習のやる気を出すために検定代を自分のお小遣いから出しました。その成果があってか、検定試験本番では今までの検定試験の中で一番集中してできました。
◎嬉しかったこと
私は「中学を卒業するまでに珠算十段を取る」という目標をずっと掲げていたので、それが達成できたことが一番嬉しいです。中学三年になってからは、十段になれないまま卒業してしまったらどうしようと不安になることもありましたが、今までの練習の成果が結果として現れたのはとてもよかったです。
◎泣きたくなったこと
泣きたくなるほど悲しい思い出や悔しい思い出をしたことは無いのですが、自分が解いた問題を答え合わせして、たくさん間違っていたときはとても萎えます。
◎これからの目標と展望
2つあります。まず1つは読み上げ算や読み上げ暗算をもっと頑張ることです。これらの種目は練習の機会が限られるため、家でも練習できるよう、自分でプログラミングして作ってみたいと思っています。2つ目は全日本通信珠算競技大会の大阪府大会で優勝することです。これはとても難易度が高いのですが、私のそろばんでの最終目標として頑張りたいと思います。
検定に向けて計画的に練習することは、言うのは簡単ですが実際にやるとなると想像以上に難しいものです。また、自分自身のやる気のためにと検定代をお小遣いから出していたとは驚きました!自分の中でいつまでに合格するという明確な目標作りはやはり大事だなと改めて考えさせられます。田中君は次なる目標も持っています。目標の大きさに負けず、これまでのように達成を応援しています。
今回はダブル合格おめでとうございます!